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遺品整理で捨ててはいけないものは?捨てないための対処法を解説

本とCD

 

遺品整理は、故人の思い出の品を片付けたり処分したりする作業ですが、その中には捨ててはいけないものも存在します。本記事では、遺品整理の際に取っておくべきものについて解説します。捨ててはいけない理由や対策も併せてお伝えするので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読むための時間:3分

遺品整理で捨ててはいけないもの

遺品整理で捨ててはいけないものは以下の6つです。

 

  • 相続に関係するもの
  • 契約や支払い関係の書類
  • 身分証明書等
  • 高い価値があるもの
  • レンタルしているもの
  • 故人の思い出が詰まった品

 

それぞれ解説していきます。

相続に関係するもの

銀行口座の通帳や不動産の権利証、株券や投資信託関係の書類など、相続に関係するものは絶対に捨てないようにしましょう。これらを紛失すると手続きの完了が遅れるだけでなく、最悪の場合、相続関係の手続きができなくなることもあります。

契約や支払い関係の書類

故人が生前契約していたクレジットカードやサービス関係、公共料金の支払い情報などの書類は捨てないようにしてください。契約を解除するためにも、支払い履歴の書面や契約書等が必要になることもあります。1つ1つよく確認しながら、慎重に処分しましょう。

身分証明書等

マイナンバーカードや運転免許証、健康保険証、パスポートなどは、相続手続きの際に本人確認書類として必要になるため残しておいてください。また、マイナンバーカードや運転免許証には返納義務がありませんが、パスポートと健康保険証は返納しなければならないため注意しましょう。

高い価値があるもの

現金や預金、通帳はもちろん、遺品に含まれる高価なものや骨董品、ブランド品、宝石なども、捨ててはいけません。受け継ぐことや売却することを考慮して、慎重に扱いましょう。

レンタルしているもの

本やDVD、Wi-Fi、医療機器など、故人がレンタル契約をしていたものは、しかるべきところに返却しなければなりません。後からまとめて請求が来る可能性もあるため、契約内容をよく確認して適切に返却を行いましょう。

故人の思い出が詰まった品

亡くなられた方が大事にしていたものや思い出が詰まった品は、一度捨てると取り戻すことができないため、安易に捨てるべきではありません。自分にとっては不要であっても他の親族にとっては大切なものである可能性もあります、処分を検討する際は周りの意見も聞きながら慎重に判断してください。

捨てる・捨てないの判断を間違えないための対策

捨ててはいけないものを誤って処分しないための対策は以下のとおりです。

 

  • エンディングノートや遺言を確認する
  • リーダーを決めておく
  • 保留用の箱を用意する
  • 作業前に残すものの基準を決めておく
  • 遺品整理業者に相談する

 

トラブル防止のためにも、ぜひチェックしてみてください。

エンディングノートや遺言を確認する

亡くなられた方がエンディングノートや遺言を残している場合、遺品についての重要な情報が記載されているかもしれません。あらかじめ故人の意向を知っておくことで、大切な物を誤って処分するリスクを低減できます。

リーダーを決めておく

遺品整理を複数名で行う場合、ルールが定まっていなため各々の感覚に頼って判断することになり、捨ててはいけないものを処分してしまう危険があります。後のトラブルを防止するためにも、指揮を取る人をあらかじめ決めておき、その人の指示に従って分担しながら作業を進めましょう。判断に迷った際には、他のメンバーやリーダーに相談することを忘れないでください。

保留用の箱を用意する

捨てる作業を繰り返していると、どうしても判断が雑になることもあるものです。ミスを防ぐためにも、迷ったものを一旦入れておく保留用の箱を用意するのもおすすめです。後から再確認して、他の人と話し合った上で最終的な判断を下しましょう。

作業前に残すものの基準を決めておく

優柔不断な方は作業に取り掛かる前に、捨てない基準を明確に決めておきましょう。相続に必要な書類や、価値の高いものなどをあらかじめリストアップし、家族や親族間で共有しておくのもおすすめです。

遺品整理業者に相談する

捨てるべきか判断に不安を感じる場合は、遺品整理の専門業者に相談するのもおすすめです。業者は豊富な経験から培ったプロの視点をもって判断してくれます。もちろん依頼主の意見や希望をベースに整理を進めてもらえるため、安心して任せられるでしょう。

遺品整理の際には、捨ててはいけないものに要注意!

本記事では、遺品整理の際に捨ててはいけないものを徹底解説しました。片付けの際に出てきた紙切れであっても、よく見ると重要な書類であることは少なくありません。うっかり捨てて後から後悔しないためにも、遺品整理は複数人で慎重に進めるか、プロの専門業者に依頼しましょう。作業中に捨てても良い遺品かどうか迷った際には、本記事の内容をぜひ参考にしてみてください。

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