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洋服の捨て方:大分市のリサイクル情報まとめ!

生活に欠かせない洋服、最近では様々なブランドや種類・衣類の素材が増え、ファッションを楽しむことができると同時に、不要になったときにどう処分するかを考えることも増えてきました。

 

「大分市に住んでいるけど、洋服をどう処分したらいいかわからない」
「まだ綺麗な洋服がたくさんあるから、捨てるのはもったいない」

 

そこでこの記事では、大分市における洋服のリサイクル方法や、捨て方についての実用的な情報を詳しく解説します。
リサイクルの重要性や大分市が独自で行っている地元の活動状況を紹介していきます。


また、正しい分別ルールや衛生管理のポイントを理解することで、スムーズに処分する手助けになります。

さらに、大分市内にあるリサイクル施設や無料回収ステーションの情報、リサイクルショップの活用方法を知ることで、リサイクルの選択肢が広がります。
寄付や再利用といったエコな選択肢もご紹介し、友人や家族への譲渡方法についても具体的なアドバイスをします。

 

持続可能な社会を目指すために、日常生活の中でできる小さな一歩を踏み出すためのヒントが満載の内容です。この機会に、洋服のリサイクルについての知識を深め、実践してみませんか?

 

 

大分市における洋服のリサイクル事情

 

近年、環境問題への関心が高まる中、洋服のリサイクルは大分市だけでなく国内外にとって重要なテーマとなっています。
ファッション業界は大量生産・大量消費の象徴とされ、多くの衣類が廃棄処分される現実があります。

 

とくに廃棄処分は生産加工時だけでなく、販売・消費後に一般家庭から廃棄物として出る洋服は1人あたりに対してかなりの量となっています。

それに対処するためには、洋服のリサイクルを促進し、持続可能な社会を実現することがタイトルの鍵となります。

 

もちろん、各アパレルメーカーも原料としてリサイクル素材を利用するなど、さまざまな企業努力を行っていますが、この問題解決にはわたしたち消費者も意識を変えることが重要です。

 

 

リサイクルの重要性

全世界で1年間に捨てられてしまう衣類の量は約9,200万トンといわれています。
このすべてを焼却・埋め立てで処分するには、かなりのエネルギーや土地が必要となってきます。
人口が年々増加傾向にある中、衣類の廃棄量はそれに応じて年々増加していき、当然廃棄に利用するエネルギーや土地も併せて必要量が多くなっていくのです。
そして焼却処分を行うにはその分CO2排出量も当然増えるため、環境問題の一因にも繋がります。

また衣類の生産過程で多くの水やエネルギー、そして化学物質が使用されます。
とくにファストファッションと言われる安価で商品の入れ替わりが激しいブランドが増えた影響により、洋服の生産量は増加傾向にあり、環境省の2020年度調査では1人あたり年間「約18枚」の服を購入し、「約12枚」を手放しているという結果に。

これらを考えると、洋服が捨てられることは、無駄な資源の浪費に直結します。
リサイクルを通じて、これらの資源を再利用することで、環境負荷を軽減できるのです。

また、洋服のリサイクルは社会経済にも寄与します。
不要な衣類がリサイクルされることで、新たな製品として生まれ変わります。
これにより衣類の廃棄量が減るため、自治体にとっては廃棄に関するエネルギーなどのコストを抑えられます。

 

地元のリサイクル活動の現状

大分市では、洋服のリサイクル活動がさまざまな形で展開されています。
地域のリサイクルショップやバザー、フリーマーケットなどでは、使われなくなった衣類が新しい持ち主に渡る機会が増えています。
また、地域のNPOやボランティア団体も洋服の回収や再利用に取り組んでおり、市民の理解と協力を得ながら着実に活動を広げています。

さらに、大分市では行政もリサイクルの推進に力を入れています。
大分市福宗のごみ処理施設『福宗環境センター リサイクルプラザ』では古着の受け渡しやフリーマーケットなどのイベントを定期的に開催し、リサイクル活動を積極的に行っています。

 

洋服の捨て方基本ガイド

では実際に部屋の片付けや衣替えのタイミングで「もう古くなった洋服を捨てたい」となった時、どのように処分すればいいのでしょうか?

大分市では衣類を廃棄する際、以下のポイントで分別をするようにとあります。
・汚れている場合や特殊な衣類
・一度も着ていない、または綺麗な状態の場合

それぞれゴミとして出す日や分別方法が異なる為、注意が必要です。
この項目ではそれぞれの処分方法について解説します。

 

汚れている場合や特殊な衣類

大分市では下記の状態の衣類の場合には、「燃やせるごみ」の日に、指定有料ごみ袋に入れて決められたごみステーションへ出すようにとあります。

・汚れやシミがある衣類
・ほつれやボタン取れなどがある衣類

つまり、通常通りに使用ができない状態のもの・洗濯やクリーニングなどを行っても落ちない汚れがあるものに関しては再利用の対象外となるため、廃棄をしなければならないということです。
また同じ衣類(布製品)に分類されるものでも、以下の物は洋服としてのリサイクルが出来ないため、同じく可燃ゴミの対象となります。

・綿や羽毛入りの衣類(ダウンジャケットなどの上着)
・作業着や学生服、体操服
・スーツ
・着物
・ぬいぐるみ
・下着や靴下
・布団や毛布、カーテン  など

これらに注意をしながら分別を行っていきましょう。

 

一度も着ていない、または綺麗な状態の場合

大分市では前述した状態や素材の洋服以外に、新品未使用や汚れ・シミなどがない綺麗な状態の洋服の場合には、「古紙・布類」の日に45リットル以内の透明または半透明の袋でごみステーションに出すことができます。
新聞紙や段ボール・牛乳パックと同じ分別日に出す事が出来ますが、袋に入れる際はそれぞれの項目ごとに分別しなければならないため、注意が必要です。

・古紙は古紙のみ、布類は布類のみとそれぞれ別々の袋に入れる
・雨などの水濡れがないように気を付ける

また大分市で年に1度配布される「家庭ごみ分別事典」では、衣類以外にも下記の布製品も同じように古紙・布類の日に出すことが可能と書かれています。

・シーツ
・タオル
・布団カバー など

いずれも新品未使用または汚れ・シミなどがない綺麗な状態に限りますが、このように大分市ではリサイクルに取り組んでいるため、同じ衣類といっても2種類の処分方法があります。

 

大分市のリサイクル施設情報

先程の項目では処分の方法や「ゴミの日」での回収方法について説明しましたが、大分市では独自の取り組みとして古着のリサイクルに力を入れています。
ここでは大分市に住んでいるわたしたちが自分で持ち込みを行う場合、どんなところでどういう衣類がリサイクル品として受け入れをしてくれるのかを説明し、有効活用する方法もお伝えします。

おおいたエコライフプラザ

大分市福宗のごみ処理施設の敷地内では『大分エコライフプラザ』というリサイクル施設があります。
ここでは回収された古着の受け渡しはもちろん、施設内で持ち込みによる受け入れも行っています。

受け入れが可能な古着の種類については「洋服の捨て方基本ガイド」にて説明したものが対象となります。

またエコライフプラザでは定期的にイベントを開催しており、参加型のフリーマーケットや古布はぎれを利用して雑貨などを作る教室など行っています。
「リサイクルの対象外だけど、捨てるにはもったいない」という場合には、フリーマーケットを利用して譲渡する人を見つけるなど、さまざまなアプローチが可能です。

とくにフリーマーケットは子育て世帯の利用者が多く、子供服はもちろん、おもちゃに関しては「おもちゃのかえっこバザール」という企画も行っています。

 

指定業者への持ち込み

おおいたエコライフプラザだけでなく、大分市指定のリサイクル業者へ持ち込みを行う方法もあります。
古着だけでなく、古紙(段ボールなどの紙類)なども同じようにリサイクル対象として持ち込みができるものになります。

自分が住んでいる地域で近い業者を探す方法は、年に1度配布される冊子「家庭ごみ分別事典」で探すことができます。
持ち込み可能な衣類は基本的に「
古紙・布類の日」に出す事ができるものと同じ種類のみとなりますので、辞典を確認しながら分別をしてください。

営業日や回収場所を確認し、自家用車などでまとめた衣類を持ち込みましょう。
また回収業者によっては受け入れが出来ないものがあるため、営業所のスタッフに必ず確認してもらい、許可を受けた物だけを受け入れてもらいましょう。

 

リサイクルショップやフリーマーケットの利用

綿や羽毛入りの衣類(ダウンジャケットなどの上着)、スーツなどは基本的に大分市ではリサイクル対象外となり、受け入れが難しい物となります。
とは言っても綺麗な状態のものをそのまま処分するのは非常にもったいないです。

そんなときにはリサイクルショップやフリーマーケット・フリマアプリなどを利用することをおすすめします。
とくにハイブランドの衣類は買取価格も期待が出来るため、無料の受け入れやリサイクルを利用するよりもお得です。

また羽毛や綿入りのアウターは汚れがない状態でも布類としてのリサイクルが出来ないため、市内で開催されるフリーマーケットなどで直接欲しい方に譲渡する方法が一番環境に優しい方法だと思います。

 

まとめ

大分市での洋服の処分方法について解説していきましたが、ざっくりとまとめていきます。

・洋服は状態や種類によって「燃やせるごみ」と「古紙・布類」に分けられる
・大分市では通常回収以外にも、古着を受け入れしている施設がある
・それ以外にも民間のリサイクル業者やリサイクルショップ・フリマアプリなどを活用する

衣替えのタイミングや引越しなどで大量の衣服を捨てたいと思った時、このような方法を試してみてください。

また大分市では古着だけでなく、リサイクルプラザ内で受け入れした自転車や大型家具(たんすや食器棚など)をリメイクし、月に数回ほど抽選譲渡を行っています。
リサイクルプラザでは一般の参加者も出店できるフリーマーケットを開催しており、子ども向けのおもちゃの交換会なども行われ、さまざまなイベントをしているようです。

このように大分市はリサイクルへの積極的なアプローチを行っています。
ぜひ活用してみてください。

 

 

 

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